里庄町議会 > 2022-09-02 >
09月02日-01号

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  1. 里庄町議会 2022-09-02
    09月02日-01号


    取得元: 里庄町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-09
    令和 4年 9月定例会         令和4年里庄町議会第7回定例会会議録(第1)1. 招集年月日 令和4年9月2日(初日)1. 招集の場所 里庄町役場議場1. 開   会 9月2日 午前9時30分1. 出席 議員 (4番欠番)    1番 藤 井 典 幸  2番 佐 藤 耕 三  3番 仁 科 千鶴子    5番 小 野 光 章  6番 仁 科 英 麿  7番 眞 野 博 文    8番 小 野 光 三  9番 高 田 卓 司 10番 平 野 敏 弘   11番 岡 村 咲津紀1. 欠席 議員 な  し1. 地方自治法第121条の規定に基づく説明のため出席した者の職氏名   町長      加 藤 泰 久     副町長     内 田 二三雄   教育長     杉 本 秀 樹     会計管理者   田 口 二 朗   総務課長    赤 木   功     企画商工課長  村 山 弘 美   町民課長    枝 木 敦 彦     町民課参事   村 山 達 也   農林建設課長  仁 科 成 彦     農林建設課参事 鈴 木 達 也   上下水道課長  竹 内 伸 夫     国土調査室長  妹 尾   渉   教委事務局長  小 寺 大 輔     教育委員会事務局参事                               淡 路 尚 久1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   議会事務局長  小 野 宏 明1. 議事日程   日程第 1 会議録署名議員の指名   日程第 2 会期の決定   日程第 3 諸般の報告   日程第 4 議案第39号 平成30年7月豪雨による災害被害者に対する町税の減免に関する条例等を廃止する条例の制定について         議案第40号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正について         議案第41号 里庄町税条例の一部改正について         議案第42号 里庄町介護保険条例の一部改正について   日程第 5 議案第43号 令和4年度里庄町一般会計補正予算(第5号)         議案第44号 令和4年度里庄町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)         議案第45号 令和4年度里庄町介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)         議案第46号 令和4年度里庄町介護保険特別会計補正予算(第2号)         議案第47号 令和4年度里庄町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)         議案第48号 令和4年度里庄町営墓地特別会計補正予算(第1号)         議案第49号 令和4年度里庄町水道事業会計補正予算(第2号)         議案第50号 令和4年度里庄町公共下水道事業会計補正予算(第1号)   日程第 6 議案第51号 令和3年度里庄町一般会計決算の認定について         議案第52号 令和3年度里庄町国民健康保険特別会計決算の認定について         議案第53号 令和3年度里庄町介護老人保健施設特別会計決算の認定について         議案第54号 令和3年度里庄町育英奨学資金給与特別会計決算の認定について         議案第55号 令和3年度里庄町介護保険特別会計決算の認定について         議案第56号 令和3年度里庄町後期高齢者医療特別会計決算の認定について         議案第57号 令和3年度里庄町営墓地特別会計決算の認定について         議案第58号 令和3年度里庄町水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について         議案第59号 令和3年度里庄町公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について   日程第 7 議案第60号 岡山県西部地区養護老人ホーム組合の解散について   日程第 8 議案第61号 教育委員会委員の任命について   日程第 9 報告第 6号 令和3年度里庄町の健全化判断比率及び資金不足比率の報告について   日程第10 報告第 7号 令和3年度教育委員会事務の点検及び評価に関する報告について   日程第11 請願第 2号 医療・介護・保育・福祉などの職場で働くすべての労働者の大幅賃上げを求める請願1. 本日の会議に付した事件   日程第1から日程第11まで            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前9時30分 開会 ○議長(岡村咲津紀君) 皆さん、おはようございます。本日はご苦労さまです。 ただいまの出席議員は10名であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年第7回里庄町議会定例会を開会いたします。 会議に先立ちまして、加藤町長がご挨拶いたします。 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 皆さん、おはようございます。 本日は9月の定例議会にご出席をいただきましてありがとうございます。 まず、コロナの感染症の関係でございますが、昨日までで1,036人の方がコロナ感染症に罹患をしております。対人口で見ますと約9%の方が既に罹患をされているということでございます。町といたしましては、町民の方に引き続きワクチンの接種であるとかマスクの着用、3密の回避、そういった基本的なコロナ感染予防をしっかりお願いをしてまいりたいと、このように考えております。 それから、台風11号の関係でございますが、昨日から今朝までの累計雨量は約52ミリでございました。一番多く降ったのは昨日の午後3時、1時間で約26ミリの雨量がございました。これからですね、台風の進路が非常に気になるところでございますが、町民の方にはしっかり防災に備えていただきたいと、このように考えております。 本定例会には、条例の一部改正等が4件、一般会計をはじめとする補正予算が8件、令和3年度の各会計の決算の認定についてが9件、組合の解散についてが1件、教育委員会委員の任命についてが1件、合計23件の議案と報告2件を提出しております。それぞれの議案に際しましてご審議をいただき、適切なる決定を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(岡村咲津紀君) 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により議長において、1番藤井典幸君、10番平野敏弘君を指名いたします。 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本定例会の会期は、本日から9月16日までの15日間といたしたいと思いますが、これにご異議はございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 異議なしと認めます。よって、会期は15日間と決定いたしました。 日程第3、諸般の報告をいたします。 地方自治法第235条の2第3項の規定により、例月現金出納検査の結果報告書がお手元に配付したとおり提出されておりますので、ご報告いたします。 なお、朗読は省略いたしますので、ご了承願います。 日程第4、議案第39号平成30年7月豪雨による災害被害者に対する町税の減免に関する条例等を廃止する条例の制定についてから議案第42号里庄町介護保険条例の一部改正についてまでの4件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 村山町民課参事。 ◎町民課参事(村山達也君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第39号から議案第42号のうち、私からは議案第39号と議案第41号及び議案第42号についてご説明申し上げます。 まず初めに、議案第39号を朗読いたします。 〔議案第39号朗読〕 提案理由。平成30年7月豪雨による災害被害者に対する町税等の減免について、その目的を達成したことから廃止する必要がある。これがこの議案を提出する理由である。 1枚めくっていただきまして、制定文を朗読いたします。 平成30年7月豪雨による災害被害者に対する町税の減免に関する条例等を廃止する条例。次に掲げる条例は廃止する。1、平成30年7月豪雨による災害被害者に対する地方税の減免に関する条例。2、平成30年7月豪雨による災害被害者に対する国民健康保険税の減免に関する条例。3、平成30年7月豪雨による災害被害者に対する介護保険料の減免に関する条例。 附則、この条例は公布の日から施行する。 条例を廃止する理由ですが、平成30年7月豪雨による災害被害者に対して、町税、国民健康保険税、介護保険料について期限を限った減免条例を定めていたところですが、災害から4年を経過し、その目的を達成したことから、このたび廃止するものでございます。 次に、議案第41号の説明に移らせていただきます。 〔議案第41号朗読〕 提案理由。災害に関する減免規定を整備するとともに、減免申請の手続に関して適切な運用を図ることを目的に所要の改正を行う必要がある。これがこの議案を提出する理由である。 1枚めくっていただきまして、改め文の朗読は省略させていただき、改正の主な概要についてご説明いたします。 第51条第1項の改正は、町民税に関するもので、災害に関する減免規定を追加いたします。 また、第51条第2項では、減免申請の申請期限について「納期限前7日」を「納期限」に改め、災害で避難生活を余儀なくされ減免申請が間に合わないことを想定しまして、町長がやむを得ないと認めた場合はその申請期限を延長することができる規定を設けるものです。 次に、第71条では、固定資産税に関するもので、災害に関する減免規定の字句の修正と、先ほどご説明した減免申請の申請期限に関するものです。 第89条と第90条の改正は、軽自動車税種別割に関するもので、同じく減免申請の申請期限に関するものです。 附則では、公布の日から施行と定めております。 次に、議案第42号に移ります。 〔議案第42号朗読〕 提案理由。保険料の減免対象事由に拘禁及び行方不明を加えるとともに、減免申請の手続に関して適切な運用を図ることを目的に所要の改正を行う必要がある。これがこの議案を提出する理由である。 1枚めくっていただきまして、改め文の朗読は省略させていただき、改正の主な概要についてご説明いたします。 第10条第1項では、介護保険料の減免に関するもので、刑事施設や労役所に拘禁された者と行方不明者に関する減免事由の追加でございます。 第10条第2項では、減免申請の申請期限について「納期限前7日」を「納期限」に改め、また町長がやむを得ないと認めた場合はその申請期限を延長することができる規定を追加するものでございます。 附則第9条では、新型コロナウイルス感染症に関する減免について、令和4年度も引き続き実施することに伴う改正でございます。 附則では、施行日は公布の日と定め、附則第9条の改正規定は令和4年4月1日から適用する旨を定めております。 以上で議案第39号、第41号及び第42号の説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岡村咲津紀君) 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、ただいま上程されました議案第40号について説明をさせていただきます。 最初に議案を朗読いたします。 〔議案第40号朗読〕 提案理由。令和3年8月に行った人事院による意見の申出により、国家公務員の育児休業等に関する法律の改正が実施されることに伴い、地方公務員法の趣旨に従い所要の改正を行う必要がある。これがこの議案を提出する理由である。 次のページからの本条例の改め文の朗読は割愛し、改正内容の概要について説明をさせていただきます。 先ほどの提案理由の中でも申し上げましたが、本条例は国の改正を踏まえ、地方公務員法の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律が施行されることに伴いまして、育児休業の取得回数制限の緩和等に関しての措置を講ずるため、条例の改正を行うものでございます。 今回の緩和措置は、大きく2点行うこととなっております。1点目は、育児休業の取得回数制限の緩和でございます。取得回数につきましては、現行原則1回までとなっておりますが、改正後は2回まで取得可能となります。もう一点は、非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和と育児休業期間の柔軟な取得が可能となったことでございます。今回は、以上2点についての緩和措置を行うため、条例の一部改正を行うものでございます。 なお、附則といたしまして、本条例は令和4年10月1日から施行することとなっております。 以上で議案第40号職員の育児休業等に関する条例の一部改正についての説明を終わります。ご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 議案第39号から議案第42号までの提案理由の説明をいただきましたが、本案に対する質疑は9月6日の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 日程第5、議案第43号令和4年度里庄町一般会計補正予算(第5号)から議案第50号令和4年度里庄町公共下水道事業会計補正予算(第1号)までの8件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 失礼いたします。ただいま上程されました議案第43号から第50号までのうち、私からは議案第43号の説明を申し上げ、その他の議案につきましては担当課長から説明をいたしますので、よろしくお願いいたします。 最初に、議案を朗読いたします。 〔議案第43号朗読〕 歳出から説明をいたしますので、9ページをお願いいたします。 3、歳出、1款1項1目の議会費に追加の1万7,000円の補正をお願いし、合計で7,091万6,000円となります。これは人件費で、共済費の負担金率変更によるものです。 2款1項1目の一般管理費に追加の66万4,000円の補正をお願いし、合計で2億8,969万2,000円となります。これは、10ページにかけまして、特別職及び一般職の人件費で、人事異動及び共済費の負担金率変更等によるものです。 4目の財産管理費に追加の3億8,087万6,000円の補正をお願いし、合計で4億2,659万3,000円となります。内訳は、庁舎等管理経費2,550万円は、役場南方部に町駐車場を整備するための用地購入費です。基金積立金の合計は3億5,537万6,000円となり、令和3年度歳入歳出剰余金の2分の1以上の2億1,537万6,000円を財政調整基金に、9,000万円を開発基金に、また5,000万円を教育施設整備改修基金に積み立てるものです。 5目の企画費に追加の10万5,000円の補正をお願いし、合計で2億7,115万3,000円となります。共済費の負担金率変更等によるものです。 6目の交通安全対策費に追加の200万円の補正をお願いし、合計で673万1,000円となります。道路区画線及び西小学校通学路グリーンベルト施工に伴う交通安全施設改修工事費です。 11ページに参りまして、2項1目の税務総務費から減額の7,000円の補正をお願いし、合計で5,942万8,000円となります。人件費で、育児短時間勤務取得に伴うものと、共済費の負担金率変更等によるものです。 3項1目の戸籍住民基本台帳費に追加の11万円の補正をお願いし、合計で6,221万6,000円となります。共済費の負担金率変更によるものです。 12ページに参りまして、3款1項1目の社会福祉総務費に追加の89万5,000円の補正をお願いし、合計で4億4,251万5,000円となります。内訳は、一般職人件費に追加の7万1,000円は共済費の負担金率変更によるもの、国民健康保険繰出金から減額の70万2,000円は交付税算定数値の確定によるもの、障害者システム管理経費に追加の152万6,000円は単県医療費公費償還給付端末リプレース及び障害福祉システム改修に伴う委託料です。 2目の老人福祉費に追加の593万5,000円の補正をお願いし、合計で3億9,015万6,000円となります。内訳は、老人福祉一般経費に追加の426万7,000円は、後期高齢者医療療養給付費負担金の過年度精算分です。 13ページに参りまして、介護保険繰出金に追加の166万8,000円は、地域支援事業の増加分、過年度精算分及びシステム改修費です。 2項1目の児童福祉総務費に追加の208万6,000円の補正をお願いし、合計で1億7,973万7,000円となります。内訳は、児童福祉総務一般経費に追加の60万円は、町内保育所の待機児童解消を図るための保育士就職支援事業補助金です。児童福祉事業に追加の48万6,000円は、地域子育て支援拠点事業委託料で、新型コロナウイルス感染症の影響による人件費増加分です。新型コロナウイルス対策事業に追加の100万円は、国庫補助割合が2分の1となる保育対策総合支援事業費補助金を活用して、保育所内の感染症対策の徹底を図るものです。 14ページに参りまして、4款1項1目の保健衛生総務費に追加の2万1,000円の補正をお願いし、合計で9,798万8,000円となります。これは、健康増進事業で、感染症予防事業費等国庫補助金返還金です。 2目の予防費に追加の172万6,000円の補正をお願いし、合計で1億3,154万9,000円となります。内訳は、予防接種事業に追加の60万6,000円は、感染症予防事業等国庫補助金返還金です。新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業に追加の112万円は、10月以降の集団接種業務に従事する会計年度任用職員人件費です。 4目の環境衛生費に追加の22万円の補正をお願いし、合計で529万5,000円となります。4平方メートルの墓所1区画の返還に伴う使用料の還付金です。 15ページに参りまして、5款1項2目の農業総務費から減額の206万5,000円の補正をお願いし、合計で3,435万3,000円となります。これは人件費で、人事異動及び共済費の負担金率変更によるものです。 5目の農地費に追加の700万円の補正をお願いし、合計で6,743万8,000円となります。これは、指田川第3堰の測量設計委託料です。 7款1項1目の土木総務費に追加の697万5,000円の補正をお願いし、合計で8,793万9,000円となります。これは人件費で、16ページにかけまして、人事異動及び共済費の負担金率変更等によるものです。 2目の国土調査費から減額の826万9,000円の補正をお願いし、合計で3,248万6,000円となります。17ページにかけまして、人事異動及び共済費の負担金率変更等によるものです。 2項2目の道路新設改良費に追加の500万円の補正をお願いし、合計で2億4,770万8,000円となります。これは浜中北地区浜中145号線の道路新設改良工事費です。 4項2目の公園費に追加の5,000円の補正をお願いし、合計で3,314万8,000円となります。共済費の負担金率変更によるものです。 18ページに参りまして、5項1目の下水道費に追加の4万3,000円の補正をお願いし、合計で2億5,648万5,000円となります。これは、公共下水道事業人件費で、共済費の負担金率変更によるものです。 9款1項2目の事務局費に追加の574万2,000円の補正をお願いし、合計で1億4,745万8,000円となります。内訳は、19ページにかけて、人件費で人事異動及び共済費の負担金率変更等によるものとなります。事務局一般経費に追加の112万円は、児童手当及び理化学研究所仁科研究室復元のための補助金を計上しております。JET英語指導助手事業に追加の24万円は、令和3年度来日予定が令和4年度に遅れたことによる渡航負担金です。 2項1目の学校管理費に追加の30万3,000円の補正をお願いし、合計で1億1,119万5,000円となります。これは、20ページにかけまして、人件費で共済費の負担金率変更等によるものです。 21ページに参りまして、2目の教育振興費に追加の3万1,000円の補正をお願いし、合計で4,067万5,000円となります。共済費の負担金率変更によるものです。 3項1目の学校管理費から減額の10万4,000円の補正をお願いし、合計で5,905万7,000円となります。共済費の負担金率変更によるもの。 22ページに参りまして、2目の教育振興費に追加の7,000円の補正をお願いし、合計で2,425万4,000円となります。共済費の負担金率変更によるものです。 4項1目の幼稚園費から減額の161万4,000円の補正をお願いし、合計で7,110万3,000円となります。これは、23ページにかけまして、人件費で人事異動及び共済費の負担金率変更等によるものです。 5項1目の、社会教育総務費から減額の173万5,000円の補正をお願いし、合計で2,595万1,000円となります。24ページにかけまして、人事異動及び負担金率変更等によるものです。 2目の公民館費に追加の2万6,000円の補正をお願いし、合計で2,207万5,000円となります。共済費の負担金率変更によるもの。 3目の歴史民俗資料館費に追加の5,000円の補正をお願いし、合計で556万3,000円となります。共済費の負担金率変更によるもの。 25ページに参りまして、5目の図書館費に追加の7万6,000円の補正をお願いし、合計で4,428万9,000円となります。共済費の負担金率変更によるものです。 以上で歳出の説明を終わります。 続きまして、歳入の説明をいたしますので、7ページをお願いいたします。 2、歳入、9款1項1目の地方特例交付金に追加の227万6,000円の補正をお願いし、合計で1,739万円となります。これは、地方特例交付金の決定通知によるものです。 10款1項1目の地方交付税に追加の1億857万円の補正をお願いし、合計で14億2,957万円となります。これは、普通交付税の確定によるものです。 14款2項1目の民生費国庫補助金に追加の117万4,000円の補正をお願いし、合計で6,092万円となります。内訳は、1節の社会福祉総務費補助金に追加の51万3,000円は、障害者自立支援給付審査支払等システム事業補助金。2節の児童福祉総務費補助金に追加の66万1,000円は、子ども・子育て支援交付金及び保育対策総合支援事業費補助金です。 4目の教育費国庫補助金に追加の22万円の補正をお願いし、合計で86万7,000円となります。これは、GIGAスクール運営支援センター整備事業で、公立学校情報機器整備費補助金です。 15款2項2目の民生費県補助金に追加の16万1,000円の補正をお願いし、合計で3,759万9,000円となります。子ども・子育て支援交付金です。 18款2項1目の開発基金繰入金に追加の22万円の補正をお願いし、合計で8,952万円となります。墓地使用料の返金額を町営墓地特別会計に繰り出すもの。 19款1項1目の繰越金に追加の3億86万4,000円の補正をお願いし、合計で3億8,086万4,000円となります。繰越金の額の確定によるものです。 8ページに参りまして、20款6項2目の雑入に追加の100万円の補正をお願いし、合計で3,309万1,000円となります。自治総合センターコミュニティ助成事業助成金です。 21款1項9目の臨時財政対策債から減額の841万1,000円の補正をお願いし、合計で6,323万5,000円となります。これは、臨時財政対策債の発行可能額が決定となったため減額するものです。 歳入の説明は以上です。 それでは、4ページをお願いいたします。 第2表地方債補正をご説明いたします。 限度額の変更のみとなります。起債の方法、利率、償還の方法につきましては変更はありません。 臨時財政対策債、補正前限度額7,164万6,000円、補正後限度額6,323万5,000円となります。 なお、補正予算後の財政調整基金は12億3,121万2,000円、減債基金は1億8,698万9,000円、開発基金は2億5,401万8,000円、教育施設整備改修基金は2億3,598万5,000円となります。 以上で議案第43号令和4年度里庄町一般会計補正予算(第5号)の説明を終わります。よろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(岡村咲津紀君) 枝木町民課長。 ◎町民課長(枝木敦彦君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、ただいま上程されました議案第44号と議案第48号について説明を申し上げます。 まず初めに、議案第44号を朗読いたします。 〔議案第44号朗読〕 まず、歳入から説明いたします。 6ページをお開きください。 1款の国民健康保険税、1項の国民健康保険税、1目の一般被保険者国民健康保険税から減額の2,378万2,000円の補正をお願いし、合計で1億2,765万1,000円となります。これは、令和4年度限定で均等割額をおおむね半額に引き下げたことによるものです。 6款の県支出金、1項の県補助金、1目の保険給付費等交付金から減額の61万1,000円の補正をお願いし、合計で7億9,595万円となります。これは、特別交付金のうち保険者努力支援分の交付予定額が示されたことによるものと、歳出で説明します未就学児均等割額保険税半額軽減に係るシステム改修費と同額が交付される特別調整交付金によるものです。 10款の繰入金、1項の他会計繰入金、1目の一般会計繰入金から減額の70万2,000円の補正をお願いし、合計で7,941万5,000円となります。これは、財政安定化支援事業繰入金の額の確定によるものと、歳出で説明します人件費の補正に伴うものです。 2項の基金繰入金、1目の財政調整基金繰入金から減額の161万3,000円の補正をお願いし、合計で5,108万8,000円となります。これは、次に説明します繰越金により予算の組み替えを行うものです。 11款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金に追加の2,743万5,000円の補正をお願いし、合計で2,743万5,000円となります。これは、令和3年度の決算剰余金を全額歳入するものです。 歳入の説明は以上です。 次に、歳出を説明いたします。 7ページをご覧ください。 1款の総務費、1項の総務管理費、1目の一般管理費に追加の17万5,000円の補正をお願いし、合計で1,510万3,000円となります。これは、人件費の補正によるものと、未就学児均等割額保険税半額軽減に係るシステム改修費になります。 3款の国民健康保険事業費納付金、1項の医療給付費分、1目の一般被保険者医療給付費分は、財源の組替えです。 9款の諸支出金、1項の償還金及び還付金、9目の特定健康診査等負担金償還金に追加の54万8,000円の補正をお願いし、合計で54万8,000円となります。これは、令和3年度分の特定健康診査等負担金の額の確定に伴う国庫及び県費負担金の精算です。 10目の保険給付費等交付金償還金に追加の4,000円の補正をお願いし、合計で4,000円となります。これは、医療費について県から歳入した令和3年度分の保険給付費等交付金の額の確定に伴う償還金です。 なお、この補正予算の内容につきましては、令和4年8月25日開催の国民健康保険運営協議会でご承認いただいておりますので申し添えます。 以上で議案第44号令和4年度里庄町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。 続きまして、議案第48号につきまして説明をさせていただきます。 最初に、議案の朗読をいたします。 〔議案第48号朗読〕 まず、歳入のほうから説明いたします。 6ページをご覧ください。 2款の繰入金、1項の他会計繰入金、1目の一般会計繰入金に追加の22万円の補正をお願いし、合計で22万円となります。これは、4平方メートルの墓所1区画の返還があり、使用料の還付を行うに当たり、財源として使用料を積み立てている開発基金より繰り入れるものです。 3款の繰越金、1項の繰越金、1目の繰越金から2万7,000円の減額の補正をお願いし、合計で204万円となります。これは、令和3年度の決算剰余金が確定したことに伴い減額するものでございます。 次に、歳出を説明いたします。 1款の町営墓地費、1項の町営墓地事業費、1目の町営墓地管理費に追加の22万円の補正をお願いし、合計で324万3,000円となります。これは、4平方メートルの墓所1区画の返還に伴う使用料の還付金でございます。 2款の予備費、1項の予備費、1目の予備費から2万7,000円の減額の補正をお願いし、合計で154万5,000円となります。これは、減額の補正をお願いする繰越金の補正額と同額を計上するものでございます。 以上で議案第48号令和4年度里庄町営墓地特別会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、適切なるご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(岡村咲津紀君) 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、ただいま上程されました議案第45号令和4年度里庄町介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)をご説明いたします。 最初に、議案を朗読いたします。 〔議案第45号朗読〕 それでは、4ページをお開きください。 2、歳入、6款1項1目の財政調整基金から減額の255万3,000円の補正をお願いし、合計で3,740万円となります。これは、財源調整を行うものでございます。 7款1項1目の繰越金に追加の186万4,000円の補正をお願いし、合計で186万5,000円となります。前年度繰越金でございます。 8款2項1目の雑入に追加の68万9,000円の補正をお願いし、合計で3,068万9,000円となります。これは、指定管理者からの協定に基づく追加の入金でございます。 なお、歳出でございますが、今回の補正予算は計上はございません。 以上で令和4年度里庄町介護老人保健施設特別会計補正予算(第1号)の説明を終わります。ご審議の上、適切なご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(岡村咲津紀君) 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 私からは、議案第46号令和4年度里庄町介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明いたします。 今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,475万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億2,202万9,000円としようとするものでございます。 それでは、歳出からご説明いたしますので、7ページをお願いいたします。 3、歳出、1款1項1目の一般管理費に追加の23万1,000円の補正をお願いし、これは制度改正に伴う介護保険システム改修委託料でございます。 次に、3款5項1目の総合相談事業費に追加の540万8,000円の補正をお願いし、これは地域包括支援センターの正職員1名増に伴う人件費でございます。 続きまして、8ページをお願いいたします。 6目生活支援体制整備事業費に追加の3万3,000円の補正をお願いし、これは共済費の負担金率の変更に伴うものでございます。 次に、4款1項1目の介護給付費準備基金積立金に追加の1,131万8,000円の補正をお願いし、これは前年度からの繰越金2,907万6,000円から、国、県、支払基金への返還金を差し引いた額を基金に積み立てるものでございます。 次に、5款1項1目の償還金に追加の1,776万円の補正をお願いし、これは国、県、支払基金等への返還金を予算計上するものでございます。 以上で歳出の説明を終わります。 続きまして、歳入をご説明いたしますので、6ページをお願いいたします。 2、歳入、2款2項3目の地域支援事業交付金に追加の209万4,000円の補正をお願いし、これは地域包括支援センターの人件費の増額に伴うものでございます。 4目の介護保険事業費補助金に追加の4万4,000円の補正をお願いし、これはシステム改修委託料の増額に伴うものでございます。 4款2項2目の地域支援事業交付金に追加の104万7,000円、また6款1項3目の地域支援事業繰入金に追加の104万7,000円の補正をお願いし、これにつきましては地域包括支援センターの人件費の増額に伴うものでございます。 4目の低所得者保険料軽減繰入金に追加の43万4,000円の補正をお願いし、これは過年度分の軽減繰入金の精算交付に伴うものでございます。 5目のその他一般会計繰入金に追加の18万7,000円の補正をお願いし、これはシステム改修委託料の増額に伴うものでございます。 2項1目の介護給付準備基金繰入金に追加の82万1,000円の補正をお願いし、これは人件費の増、低所得者保険料軽減負担金の過年度分精算に伴うものでございます。 7款1項1目の繰越金に追加の2,907万6,000円の補正をお願いし、これは前年度からの繰越金を計上するものでございます。 以上で議案第46号令和4年度里庄町介護保険特別会計補正予算(第2号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、適切なご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(岡村咲津紀君) 村山町民課参事。 ◎町民課参事(村山達也君) 〔登壇〕 失礼いたします。私からは、議案第47号につきましてご説明申し上げます。 最初に、議案第47号を朗読いたします。 〔議案第47号朗読〕 それでは、歳入からご説明いたしますので、一番裏の6ページ、2、歳入をご覧ください。 1款後期高齢者医療保険料、1項後期高齢者医療保険料、1目後期高齢者医療保険料から626万2,000円の減額の補正をお願いし、合計で1億4,025万7,000円となります。これは、1節現年度分の保険料で、保険料率確定に伴い減額するものでございます。 3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金に増額の73万7,000円の補正をお願いし、合計で83万7,000円となります。これは、令和3年度決算の余剰金が確定したことに伴い増額するものでございます。 4款諸収入、2項償還金及び還付加算金、2目保険料還付金に増額の7万4,000円の補正をお願いし、合計で17万4,000円となります。これは、過年度分の保険料を還付した際に後期高齢者医療広域連合から支払われる補填金を増額するものでございます。 続きまして、歳出をご説明いたしますので、その下の3、歳出をご覧ください。 1款総務費、2項徴収費、1目徴収費に増額の7万4,000円の補正をお願いし、合計で728万5,000円となります。これは、22節償還金利子及び割引料で、過年度分の保険料還付金が不足するため増額するものです。 2款後期高齢者医療広域連合納付金、1項後期高齢者医療広域連合納付金、1目後期高齢者医療広域連合納付金から552万5,000円の減額の補正をお願いし、合計で1億8,038万8,000円となります。これは、18節負担金補助及び交付金で、保険料率確定に伴い減額するものでございます。 以上で議案第47号令和4年度里庄町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。どうぞ適切なご審議、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 私からは、議案第49号、50号議案についてご説明いたします。 議案第49号を朗読いたします。 〔議案第49号朗読〕 内容についてご説明しますので、11ページをご覧ください。 収益的支出で1款水道事業費用、1項営業費用、2目の配水及び給水費に追加の2万6,000円の補正をお願いし、合計で1,902万3,000円となります。内訳は、賞与等引当金繰入額に追加の1,000円、法定福利費に追加の2万5,000円、これらは共済費の負担金率変更によるものでございます。 4目の総係費に追加の301万1,000円の補正をお願いし、合計で1,958万4,000円となります。内訳は、給料に追加の166万4,000円、手当に追加の49万3,000円、賞与等引当金繰入額に追加の23万7,000円。続いて、12ページに参りまして、法定福利費に追加の61万7,000円としており、これらは人事異動及び共済費の負担金率変更によるものでございます。 続いて、13ページをご覧ください。 資本的支出で、1款資本的支出、1項建設改良費、1目の配水設備費に追加の2万2,000円の補正をお願いし、合計で1億1,636万7,000円となります。内訳は、法定福利費に追加の2万2,000円としており、これは共済費の負担金率変更によるものでございます。 以上で水道事業会計補正予算の説明を終わります。 続きまして、議案第50号議案についてご説明いたします。 議案第50号を朗読いたします。 〔議案第50号朗読〕 内容についてご説明しますので、9ページをご覧ください。 収益的収入で、1款公共下水道事業収益、2項営業外収益、3目一般会計補助金に追加の1,000円をお願いするもので、合計で6,744万7,000円となります。これは、共済費の負担金率変更によるものでございます。 続いて、収益的支出で、1款公共下水道事業費用、1項営業費用、3目の総係費に追加の1,000円の補正をお願いし、合計で2,574万1,000円となります。内訳は、賞与等引当金繰入額に追加の1,000円としており、これは共済費の負担金率変更によるものでございます。 資本的収入で、1款資本的収入、5項他会計出資金、1目他会計出資金に追加の4万2,000円の補正をお願いし、合計で2,905万3,000円となります。これは、共済費の負担金率変更によるものでございます。 続いて、資本的支出で、1款資本的支出、1項建設改良費、1目施設建設事業費に追加の4万2,000円の補正をお願いし、合計で2億4,986万7,000円となります。内訳は、法定福利費に追加の4万2,000円としており、これは共済費の負担金率変更によるものでございます。 公共下水道事業会計補正予算の説明は以上でございます。よろしくご審議、ご決定を賜りますようお願いいたします。
    ○議長(岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 議案第43号から議案第50号までの提案理由の説明をいただきましたが、本案に対する質疑は9月6日の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 この際、15分間の休憩をいたします。            午前10時35分 休憩            午前10時50分 再開 ○議長(岡村咲津紀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第6、議案第51号令和3年度里庄町一般会計決算の認定についてから議案第59号令和3年度里庄町公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてまでの9件を一括議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 内田副町長。 ◎副町長(内田二三雄君) 〔登壇〕 それでは、私から、ただいま上程されました議案第51号から議案第57号までの7議案につきまして説明をさせていただきます。 これらの議案は、令和3年度の一般会計、特別会計の決算について、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。 まず、議案第51号令和3年度里庄町一般会計決算の認定についてでございます。 それでは、決算書をお願いいたします。 まず、7ページをお願いいたします。 令和3年度普通会計決算の概要でございます。 一番下の欄の合計欄でございますけども、令和3年度普通会計決算の歳入総額は62億2,992万7,000円、歳出総額は58億1,425万円となっております。 8ページをお願いいたします。 歳入状況についてでありますが、町税は14億4,189万4,000円で、対前年比3.6%の減となっております。これは、個人町民税が7.0%の減、法人町民税が7.1%の減、固定資産税が1.4%の減となっておるところでございます。 下のほうに参りまして、地方交付税でございます。地方交付税は14億2,240万5,000円で、24.5%の増となっております。普通交付税は臨時財政対策債償還基金費等の追加交付によります基準財政需要額の増加などにより26.2%の増、特別交付税は7.3%の増となっておるところでございます。 下のほうに参りまして、国庫支出金についてでございます。国庫支出金は12億3,659万5,000円で、特別定額給付金給付事業費補助金の皆減等によりまして36.4%の減となっておるところでございます。 寄附金についてでございますけども、寄附金は2億2,070万1,000円で、ふるさとづくり寄附金の増加により、全体では194.9%の増となっております。 繰入金は2億3,418万4,000円で、財政調整基金繰入金が8.3%の増となっておりまして、全体では1.7%の増となっておるところでございます。 地方債は4億9,087万6,000円で、緊急防災・減災事業債が81.2%の減となり、全体では20.4%の減となっておるところでございます。 普通会計の歳入全体は62億2,992万7,000円で、5.9%の減となっております。 次に、歳出についてであります。 9ページをお願いいたします。 9ページの一番上の欄の人件費は7億9,874万7,000円で、任期の定めのない常勤職員や会計年度任用職員の昇級や職員数の増加等によりまして、全体では4.0%の増となっております。 扶助費は12億1,813万1,000円で、新型コロナウイルス感染症対応事業である住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の皆増や子育て世帯への臨時特別給付金の増額などによりまして、29.5%の増となっておるところでございます。 物件費は8億8,671万7,000円で、ふるさと納税返礼事務委託料や新型コロナウイルスワクチン接種事業費の大幅な増額、基幹業務システム更新委託料の皆増などによりまして15.8%の増となっております。 補助費等につきましては10億559万2,000円で、特別定額給付金の皆減や岡山県西部衛生施設組合負担金処分場建設分の増額などによりまして、全体では52.2%の減となっておるところでございます。 積立金は5億6,263万1,000円で、財政調整基金積立金が60.3%の増、減債基金積立金が皆増、教育施設整備改修基金積立金が80%の増となり、全体では89.5%の増となっております。 次に、普通建設事業費は3億7,541万2,000円で、災害情報伝達システム等敷設工事費の減額などによりまして、全体では33.9%の減となっております。 普通会計の歳出全体は58億1,425万円で、8.1%の減となっておるところでございます。 次に、主要施策の概要についてご説明申し上げますので、11ページ、12ページをお願いいたします。 令和3年度は、第4次里庄町振興計画に基づき、「子供の元気な声が響き、みんなの笑顔があふれる町」の実現を目指しまして各種事業を推進するとともに、新型コロナウイルス感染症対応事業を実施したところでございます。説明に当たりましては、1,000円未満を省略をして説明させていただきます。 11ページ、12ページの事業名、決算額、事業内容等を説明いたしますので、ページをご覧ください。 まず、総務費では、ふるさと納税で9,237万8,000円、これはふるさと納税返礼事務委託料等でございます。ふるさと納税の寄附金額は2億1,964万3,000円でございました。その次に、公共交通住民意識調査分析事業では349万8,000円、町内の交通事業者に対するヒアリング等を通じて町内の公共交通に係る現況を把握するとともに、アンケートを実施し、里庄町における持続可能な地域公共交通ネットワークの構築に向けた検討を行ったところでございます。1つ飛びまして、分館活動再開円滑化補助事業でございます。この事業は817万2,000円で、分館が行う新型コロナウイルス感染症拡大防止の取組を推進するため、必要な物品の購入、トイレ等の改修につきまして34分館に補助したものでございます。庁舎トイレ改修事業は190万6,000円、役場本庁舎の和式トイレ5穴を洋式トイレに改修するとともに、既存の洋式トイレを含めた全個室に疑似音響装置を設置したものでございます。庁舎等LED改修事業で204万2,000円、役場本庁舎及び健康福祉センター各室の蛍光管641本をLED管に回収したものでございます。1つ飛びまして、個人番号関連事業で524万4,000円、マイナンバーカード1,569枚を交付したものでございます。なお、マイナンバーカードの通算交付枚数は4,697枚、普及率は約42.5%でございました。 次に、民生費です。 13ページ、14ページをお願いいたします。 一番上の高齢者タクシー料金助成事業で378万6,000円、高齢者タクシー料金助成券の交付は308件でございました。防犯灯整備事業では607万7,000円、新設が11基、修繕が21基、LEDに交換が38基、街路灯特別整備事業で220灯でございました。コロナ禍における高齢者機能維持向上快活支援事業で94万8,000円、この事業では体組成計を購入いたしまして、地域の公会堂等で開催される高齢者サロン等で活用したものでございます。次に、非課税世帯等に対する臨時特別給付事業で8,305万8,000円、令和3年度住民税が非課税の者のみから成る801世帯へ10万円を支給したものでございます。東西学童保育放課後児童クラブ事業では2,575万2,000円、放課後児童健全育成事業を実施したものでございます。東小学校の学童保育は2教室で70人、西小学校の学童保育は4教室で153人でございました。保育園施設型給付費事業で3億5,116万3,000円、令和4年3月時点の利用実人数は里見保育園で121人、かすみ保育園で213人でございました。保育士等処遇改善臨時特例交付金で136万円、この事業は保育士等の処遇改善のため令和4年2月から収入を3%程度引き上げるための措置を実施したものでございます。保育対策総合支援事業で100万円、これは保育所において新型コロナウイルス感染症対策の徹底を図りながら保育を継続的に実施していくための必要な経費等を補助したものでございます。次に、地域子育て支援拠点事業で1,273万円、げんキッズ一時預かり事業を実施したものでございます。次の地域子育て支援拠点事業の新型コロナウイルス感染症対応では74万9,000円、これはげんキッズの実施に当たりまして新型コロナウイルス対策として必要な物品の購入及び環境整備を実施したものでございます。小児医療費助成事業で5,552万8,000円、ひとり親家庭等医療費助成事業で185万9,000円でございました。次に、児童発達支援事業は9,261万9,000円で、障害児相談支援費が93人、児童発達支援費が45人、放課後等デイサービス費が49人でございました。出産支援金事業で730万円、この事業は新生児1人当たり10万円を73人分交付したものでございます。子育て世帯への臨時特別給付金事業では1億8,557万7,000円、高校生までの児童1人当たり10万円を1,831人分支給したものでございます。子育て世帯生活支援特別給付金事業で501万2,000円、児童手当または特別児童扶養手当を受給している世帯のうち受給者が住民税非課税の人へ児童1人当たり5万円を71人分支給したものでございます。 15ページ、16ページをお願いいたします。 衛生費でございます。真ん中あたりでございますけども、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種事業で1億1,325万円、これは新型コロナウイルス感染症ワクチン接種を延べ1万9,849人に実施したものでございます。下のほうに参りまして、岡山県西部衛生施設組合処分場建設事業が1億5,023万円、この負担率は8.25%でございました。次の岡山県西部衛生施設組合焼却場建設事業で2,421万5,000円、負担率は8.01%でございました。次に、岡山県西部衛生施設組合熱利用施設建設事業で834万1,000円、負担率は8.01%でございました。 17ページ、18ページをお願いいたします。 合併処理浄化槽設置助成事業で285万6,000円、5人槽6基、7人槽2基の設置を支援したものでございます。農林水産業費では、水路等改修事業で2,808万6,000円、ため池ハザードマップの作成や里見339号溝整備、手ノ際農道舗装整備等を実施したものでございます。松くい虫危険木伐倒事業で95万5,000円、36立方メートルの危険木伐倒を実施したものでございます。 商工費では、感染症対策物資配布事業で723万3,000円、これは希望した町内200事業所に対しまして消毒用アルコール等の感染症対策物資を配布したものでございます。 土木費では、地籍調査事業で6,922万3,000円、高岡、屋中地区及び虚空蔵山系の一部で現地調査、測量実施するとともに、令和2年度調査地区の地籍簿、地籍図の作成、数値情報化を実施したものでございます。狭あい道路整備等促進事業で5,200万2,000円、岩村の町道里見591号線等8か所の工事を実施したものでございます。 消防費では、災害情報伝達手段整備事業で1,775万円、戸別受信機を一般住宅、集合住宅、公共機関、民間施設に585台設置をいたしました。次の緊急情報伝達のための放送設備増設強化事業で499万円、これは浜中北分館など8分館において、既設の分館放送用スピーカーが設置されている木柱を鋼管柱に交換をしたものでございます。次の防災備蓄倉庫設置事業で651万6,000円、東公民館、西公民館に防災備蓄倉庫を設置をいたしました。 教育費では、ALT外国語指導助手配置事業で1,032万8,000円、小学校及び中学校における英語教育、国際理解教育の充実を図るために各校1名の外国語指導助手を配置。小学校は自治体国際化協会から、中学校は民間人を採用いたしました。次に、学生支援事業で749万1,000円、この事業は里庄町出身の学生等の生活を支援するために、特産品やギフトカード等を詰め合わせたふるさと小包応援便を209名に提供をいたしました。教育施設トイレ改修事業で3,029万1,000円、これは東公民館、中央公民館、里庄西小学校のトイレ改修事業を実施したものでございます。 19ページ、20ページをお願いいたします。 小・中学校屋内運動場空調設備新設事業で7,435万4,000円、東西小学校、中学校の屋内運動場に空調機器を整備いたしました。幼稚園預かり保育事業で852万6,000円、昼間、保護者が家庭にいない幼稚園児を対象に、降園後や長期休業に遊びを主とする預かり保育を実施したものでございます。次に、一つ飛びまして、老人福祉センター(中央公民館)屋上防水改修工事で981万2,000円、これは昭和58年に生涯学習施設として建設いたしました複合施設の防水層を一部改修する工事を実施したものでございます。次の老人福祉センター空調設備改修事業で2,482万7,000円、これは室の規模に応じた高効率の電気式空調設備へ全面改修を実施したものでございます。図書館書籍除菌機設置等事業で181万円、新型コロナウイルス感染症対策用の備品を調達したものでございます。一番下でございますけども、災害復旧費は農林水産施設災害復旧事業で1億2,369万4,000円、奥迫池災害復旧事業を実施したものでございます。 歳入歳出の内容につきましては、予算決算委員会で詳細な説明をさせていただきますので、ここでの説明は普通会計決算及び主要施策の概要でかえさせていただきます。 219ページをお願いいたします。 実質収支に関する調書でございます。歳入総額は62億3,692万3,000円、歳出総額は58億2,353万6,000円、歳入歳出差引き額が4億1,338万6,000円でございました。繰越明許費の繰越額が3,252万2,000円で、実質収支は3億8,086万4,000円となっております。 続きまして、225ページをお願いいたします。 令和3年度末の各種基金の状況を掲載をいたしております。主なものは、財政調整基金で10億9,103万4,000円、開発基金が2億5,122万8,000円、減債基金が2億698万9,000円、文化振興基金が4億3万5,000円、教育施設整備改修基金が2億958万5,000円で、各種基金の総額は前年度より3億2,844万7,000円増の26億5,055万1,000円となっておるところでございます。 以上で議案第51号令和3年度里庄町一般会計決算の認定についての説明を終わります。 続きまして、特別会計に移らせていただきます。 228ページをお願いいたします。 議案第52号令和3年度里庄町国民健康保険特別会計決算の認定についてでございます。 決算の概要でございますけども、国民健康保険特別会計の歳入総額は10億3,118万1,000円で、歳出総額は10億374万6,000円、差引き残額は2,743万5,000円となっております。 令和3年度の被保険者の状況は、世帯数1,362世帯、被保険者数、年度平均で2,094人となっておりまして、本町の人口全体に占める割合は18.89%となっております。令和3年度の保険給付費の総額は7億4,770万7,000円で、被保険者1人当たりの総医療費は41万7,000円となっております。また、国民健康保険事業費納付金は2億2,003万4,000円で、医療給付費分が1億4,534万1,000円、後期高齢者支援金等分が5,708万6,000円、介護納付金分が1,760万6,000円となっております。国民健康保険税の収入総額は1億5,792万4,000円で、被保険者1人当たりの調定額は4万8,741円となっておるところでございます。 なお、令和3年度末の財政調整基金積立金残高は3億5,392万8,000円となっておるところでございます。 以上で議案第52号令和3年度里庄町国民健康保険特別会計決算の認定についての説明を終わります。 続きまして、262ページをお願いします。 議案第53号令和3年度里庄町介護老人保健施設特別会計決算の認定についてでございます。 介護老人保健施設特別会計の歳入総額は3,587万7,000円で、歳出総額は3,011万5,000円、差引き残高は576万2,000円となっております。歳入では、雑入として3,302万6,000円を歳入しております。その内訳は、指定管理者からの令和3年度指定管理基準納入額が1,000万円、令和2年度指定管理追加納入額が2,302万6,000円となっております。歳出では、介護老人保健施設事業財政調整基金積立金が1,939万7,000円、工事請負費が600万3,000円、備品購入費が389万9,000円が主なものでございます。利用者の状況につきましては、入所定員95人に対しまして、1日平均入所者数が87.5人、入所者が82.1人で短期入所者が5.1人でございました。入所者延べ数は3万1,946人でございました。通所リハビリテーション定員25人に対しまして、1日平均通所者数は13.8人で、通所者延べ数は3,563人となっております。令和3年度末の財政調整基金の残高は7億2,121万円となっておるところでございます。 以上で議案第53号令和3年度里庄町介護老人保健施設特別会計決算の認定についての説明を終わります。 利用者数でございますけども、利用者数の状況について、入所者定員95人に対しまして、1日平均入所者数は87.5人、入所者が82.1人、短期入所者が5.4人でございました。失礼いたしました。 続きまして、276ページをお願いいたします。 議案第54号令和3年度里庄町育英奨学資金給与特別会計決算の認定についてでございます。 育英奨学資金給与特別会計の歳入総額は24万9,000円、歳出は0円、差引き残高は24万9,000円でございました。この事業につきましては、平成24年度以降、育英奨学生の募集はいたしておりませんので、歳出はございませんでした。 以上で議案第54号令和3年度里庄町育英奨学資金給与特別会計決算の認定についての説明を終わります。 続きまして、288ページをお願いいたします。 議案第55号令和3年度里庄町介護保険特別会計決算の認定についてでございます。 介護保険特別会計の歳入総額は11億6,539万3,000円、歳出総額は11億3,631万6,000円で、差引き残高は2,907万6,000円となっております。歳入の主なものは、保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、町からの繰入金等でございますが、歳出では保険給付費が主なもので、保険給付費の総額は10億6,711万3,000円で、内訳は、介護予防サービス費が10億2,035万7,000円、高額医療合算介護サービス費が2,580万8,000円、特定入所者介護サービス等費が2,000万7,000円、その他諸費が93万9,000円でございました。また、地域包括支援センターの運営費や事業費でございます地域支援事業費は3,607万8,000円でございました。要介護認定申請者数は529人でございまして、令和3年度末の要介護、要支援の認定者数は687人でございました。保険料につきましては、令和3年度の介護保険料基準額は月額5,600円で、年額6万7,200円で、所得状況に応じて9段階に分かれておるものでございます。令和3年度末の介護給付費準備基金の残高は1億1,641万3,000円となっておるところでございます。 以上で議案第55号令和3年度里庄町介護保険特別会計決算の認定についての説明を終わります。 続いて、332ページをお願いいたします。 議案第56号令和3年度里庄町後期高齢者医療特別会計決算の認定についてでございます。 後期高齢者医療特別会計の歳入総額は1億7,200万2,000円、歳出総額は1億7,116万4,000円で、差引き残高は83万7,000円となっております。 後期高齢者医療制度は、岡山県後期高齢者医療広域連合が運営しており、対象となる方は75歳以上の方と、65歳以上75歳未満で一定の障害があり広域連合の認定を受けた方でございます。令和4年3月末現在の被保険者数は1,903人で、うち障害者は2人となっております。歳入の後期高齢者医療保険料は1億3,105万8,000円、一般会計からの繰入金は4,062万6,000円となっております。歳出の後期高齢者医療広域連合納付金は1億6,262万8,000円となっております。 以上で議案第56号令和3年度里庄町後期高齢者医療特別会計決算の認定についての説明を終わります。 次に、346ページをお願いいたします。 議案第57号令和3年度里庄町営墓地特別会計決算の認定についてでございます。 町営墓地特別会計の歳入総額は380万7,000円、歳出総額は176万6,000円で、差引き残高は204万円となっております。町営墓地里庄町やすらぎ霊園の総区画数は300区画で、令和4年3月末現在の使用区画数は、4平方メートルが区画数120のうち65区画、5平米が区画数90のうち44区画、6平米が区画数90のうち64区画となっています。歳入では、町営墓地使用料が132万円、町営墓地管理料が19万5,000円、前年度からの繰越金が229万1,000円となっております。歳出では、一般会計への繰出金が132万円、維持管理委託料が38万円となっております。 以上で議案第57号令和3年度里庄町営墓地特別会計決算の認定についての説明を終わります。 これをもちまして議案第51号から議案第57号までの令和3年度一般会計、特別会計決算の認定についての提案理由の説明を終わります。ご審議の上、認定を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(岡村咲津紀君) 竹内上下水道課長。 ◎上下水道課長(竹内伸夫君) 〔登壇〕 私からは、議案第58号、59号議案についてご説明いたします。 議案第58号を朗読いたします。 〔議案第58号朗読〕 続きまして、里庄町水道会計決算報告書の1ページ、2ページをご覧ください。 こちらは予算に対する決算報告ですから、金額は税込みでございます。 収益的収支の水道事業収益は、総額で2億8,182万1,872円、前年度比較では0.6%の増加でございます。対する水道事業費用は2億4,774万6,083円で、前年度比較で0.4%の減少でございます。 資本的収支では、収入は989万1,892円、対する支出は8,193万5,737円で、収支不足分の7,204万3,845円は、過年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金、当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額で補填しております。 4ページをご覧ください。 損益計算書の下から4行目、当年度純利益は2,874万4,498円で、前年度から19万1,486円の増加となっております。前年度繰越利益剰余金5万7,868円とその他未処分利益剰余金変動額1,000万円を加えて当年度未処分利益剰余金は3,880万2,366円となっております。 ここで、12ページをご覧ください。 地方公営企業法の規定により、議会の議決を経て利益及び資本剰余金を処分することができることとなっておりますので、12ページは水道事業剰余金処分計算(案)として説明させていただきます。 先ほどご説明した当年度未処分利益剰余金3,880万2,366円は、建設改良積立金として1,440万円を積み立て、資本金に2,435万333円を繰り入れて、繰越利益剰余金を5万2,033円とするものでございます。 続きまして、戻りまして7ページ、8ページをお開きください。 貸借対照表で期末の財政状況でご説明いたします。 7ページ、借方で資産の部、一番下の総資産は16億3,432万1,753円で、前年度比較で0.4%の減少、このうち土地、建物、構築物、出資金を含んだ、1、固定資産の合計は13億32万3,836円で、総資産に占める割合は79.6%、前年度に比較して1.1%の増加となっております。2、流動資産は、現金預金、未収金などで3億3,399万7,917円、前年度に比較して5.8%の減少となっております。これら資産に対する、8ページ、貸方で負債の部、3、固定負債は修繕引当金などで1,745万3,177円となっております。4、流動負債は、預り金、未払金などで3,967万3,822円となっております。5、繰延べ収益は、国庫補助金、工事負担金、受贈財産評価額、その他長期前受金などで3億7,321万109円となっております。資本の部の6、資本金は、これまで他会計出資金の受入れ、自己資金などを投資した10億7,540万8,687円となっています。次に、7、剰余金の1、資本剰余金は、これまでの工事負担金、受贈財産などを計上しております。(2)利益剰余金は、これまでの利益を処分して積み立てたもの及び本年度の当年度純利益2,874万4,498円を加えたものとなっております。 続いて、16ページの中段をご覧ください。 3、業務の1、業務量の上から2番目、年度末給水人口は1万698人、年度末給水戸数は103戸増加して4,339戸、計画給水人口に対する普及率は95.5%となっております。年間総配水量は135万1,594立方メートルで、前年度比較で0.2%の減少、下から2行目、年間給水有収水量は前年度比較で4,082立方メートル、0.3%減少しており、有収率は昨年度より0.1%減少で99.5%でございます。 次のページに参りまして、17ページの中段の3、事業収入に関する事項で、供給単価は168円79銭、対する給水原価は149円71銭で、回収率は112.7%になっております。 以上が決算の概要でございます。 水道事業の運営状況は、収納率、有収率など、経営効率は非常に高い状態であります。しかし、節水意識の高まりにより節水機器の普及が進む中、使用水量の大幅な伸びが期待できないことに加え、更新時期が到来する水道施設が今後増えてくることから、突発的な事故や故障が発生する可能性も高く、その場合は早急な修繕や更新が必要となり、事業費の増加が考えられます。そのため、下水道工事などに合わせて管路の更新を行い、老朽化に対応しております。起債の償還が終了する令和7年度以降から必要となる大規模団地の布設替え工事、配水池の耐震化工事に対応するために、さらなる経費節減に努め、財源を確保し、計画的に事業を進めていますが、今後老朽化の進行や災害などにより有収率、水圧の低下などが続くなどの状況となった場合は、水道料金の改定も視野に入れ、事業計画を前倒しする必要があると考えております。また、令和3年度に水道事業ビジョンを策定し、今後15年間は現在の料金体系を維持できると考えており、一般会計からの繰り出しは行わず、適宜水道事業の状況把握を行い、適切な経営管理を行っていきますので、ご理解、ご協力いただきますようお願いいたします。 以上で水道事業会計決算の説明を終わります。 続きまして、議案第59号についてご説明いたします。 議案第59号を朗読いたします。 〔議案第59号朗読〕 続きまして、公共下水道事業会計決算報告書の1ページ、2ページをお開きください。 こちらも予算に対する決算報告ですから、金額については税込みとなっております。 収益的収支で、収入総額3億9,074万4,391円、対する支出は3億1,481万6,913円、消費税還付額は641万8,589円でございます。 続いて、3ページ、4ページをお開きください。 資本的収支は、収入総額2億589万340円、支出は3億8,719万868円となっております。資本的収支の不足額については、消費税資本的収支調整額、前年度繰越工事資金、減債積立金及び損益勘定留保資金等で補填しております。 6ページをご覧ください。 損益計算書では、下から4行目、当年度純利益は6,400万531円でございます。この利益については、先ほど水道事業会計でも説明しましたが、地方公営企業法の規定により、議会の議決を経て利益及び資本剰余金を処分することができることとなっておりますので、里庄町公共下水道事業剰余金処分計算(案)として説明させていただきます。 続いて、13ページをご覧ください。 ここでは、未処分利益剰余金1億4,659万9,080円を、資本金への組入れに8,259万8,549円、減債積立金6,400万531円に積み立て、次年度の4条予算の不足額に起債の償還費用として充てることとなっております。よろしくお願いいたします。 戻りまして、9ページ、10ページをご覧ください。 貸借対照表では、資産の合計は79億217万4,725円、そのうち固定資産が75億1,127万3,546円でございます。下水道は建設費用が莫大であるため、資産の約95%を固定資産が占めております。対する貸方、10ページで注目するのは起債残高でございます。負債の部の3、固定負債、1、企業債として32億3,802万9,369円でございますが、4、流動負債、1、企業債1億8,335万9,226円と、2、一時借入金に起債前借りの2,820万円がありますので、実質の起債残高は34億9,458万8,595円となっております。 次に、16ページをご覧ください。 中段の3、業務で、令和3年度末の整備状況は4番目、処理区域内人口は7,599人、1つ飛ばして普及率は前年度より2%上昇して68.8%、水洗化率は74.8%、里庄処理区域面積314ヘクタール、里庄北処理区域面積7ヘクタール、2つ飛ばして、里庄処理区の年間有収水量は52万9,697立方メートル、里庄北処理区の年間有収水量は7,549立方メートル、そして一番下、里庄処理区の有収率は100.3%、里庄北処理区の有収率は87%でございます。 次に、17ページに移りまして、使用料単価は150円73銭、下に行って、汚水処理原価の維持管理費分が86円11銭、資本費分が84円35銭、この2つを合算した汚水処理原価は、昨年度から5円84銭下がり170円46銭となっております。したがいまして、1立方メートル当たりの汚水処理原価が170円、使用料単価が150円ということは、収入金額の約1.1倍の金額が現在汚水処理にかかっているということになり、汚水処理原価に対する回収率は約88.4%となっております。 維持管理費を抑えて有収水量を増やすことにより、汚水処理原価を下げることができると考えております。さらに回収率を高める必要がありますので、供用開始の区域内で下水道未接続のお宅を訪問して早期水洗化をお願いしております。下水道施設の建設期間中は、借金が多いために、下水道使用料で全てを回収することは不可能であります。下水道の効果は、トイレの水洗化により快適な生活を営むことはもちろんですが、水質の改善を図るのみではなく、公園や町などの良好な景観を創出したり、動植物の生息、生育環境の保全、創出などの効果がありますので、下水道の使用者が全てを負担することは不公平であります。したがって、その負担を抑えるために公費負担があるわけですが、ご承知のように、この公費にも負担の限界があります。下水道事業を進めることで町財政への影響が懸念されるわけですが、下水道を整備することによって周辺環境を整えることで宅地造成などが増え、定住環境にもつながると考えております。今後は、整備手法の見直しや検討を行うなどの歳出削減、接続率の向上や収納対策などの歳入確保に最大限の努力をしてまいりますので、下水道工事が整備されましたら、一日でも早く公共下水道へ接続されますようお願いいたします。 以上で公共下水道事業会計決算の説明を終わります。ご審議の上、認定を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 なお、本案に対する総括質疑は9月6日の本会議で行いますので、ご了承いただきたいと思います。 この際、1時まで休憩をいたします。            午前11時50分 休憩            午前11時51分 再開 ○議長(岡村咲津紀君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第7、議案第60号岡山県西部地区養護老人ホーム組合の解散についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第60号岡山県西部地区養護老人ホーム組合の解散について説明を申し上げます。 まず初めに、議案を朗読いたします。 〔議案第60号朗読〕 提案理由。岡山県西部地区養護老人ホーム組合の解散に関する協議を行うため、地方自治法第290条の規定に基づき議会の議決を経る必要がある。これがこの議案を提出する理由でございます。 次のページをお願いいたします。 岡山県西部地区養護老人ホーム組合の解散に関する協議書。地方自治法第288条の規定に基づき、令和6年3月31日をもって岡山県西部地区養護老人ホーム組合を解散するものでございます。本組合は、近隣市町の共通的課題の解決と事業の効率的運営を図るため、関係市町が協力して一部事務組合を設立し、昭和50年に笠岡市神島外浦に養護老人ホーム敬愛園を開設して高齢者福祉の増進に努めてまいりました。しかし、近年、社会福祉分野における構造改革や介護保険制度の定着等に伴う環境の変化、国や地方公共団体の行財政改革の取組を背景とした公共サービスの見直しの進行、そして建築後47年を迎えた施設の老朽化や市町村から措置される入所者の減少、内容を申し上げますと令和4年8月22日現在の入所者数は22人で、笠岡市が20人、浅口市が1人、里庄町がゼロ人、倉敷市が1人という内容になっております。また、入所者ご自身が新しい設備運営基準で建設され住環境の整った他市の施設を要望、選択する傾向など、敬愛園を取り巻く環境が、状況が大きく変化してきたことから、組合を構成する2市1町による協議の結果、令和5年度末で組合を解散することなどを内容とする事業計画を定め、本年2月から3月にかけて組合議会及び組合構成2市1町の議会議員の皆様への説明をさせていただいたほか、4月から6月にかけて行った議員の皆様による敬愛園の視察などを経て、組合を構成する2市1町の6月議会において解散のために必要となる組合規約の一部変更の議決をいただき、去る7月12日付で岡山県知事の変更許可を受けたところでございます。なお、組合の解散に伴う財産処分や事業の承継に関しましては慎重な協議を行う必要があることなど、諸般の事情を勘案の上、関連議案を12月議会以降に上程させていただきたいと存じております。 以上、概要をご説明申し上げました。何とぞご審議の上、適切なご決定を賜りますようお願いいたします。 ○議長(岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第60号を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(岡村咲津紀君) 起立全員でございます。よって、議案第60号岡山県西部地区養護老人ホーム組合の解散については原案のとおり可決されました。 日程第8、議案第61号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 加藤町長。 ◎町長(加藤泰久君) 〔登壇〕 ただいま上程されました議案第61号について議案を朗読いたします。 〔議案第61号朗読〕 提案理由。地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求める。 堀朝子さんは、昭和43年4月に中学校の教員になられて以来40年以上教職に就かれた後、里庄町教育委員会委員として平成26年10月から2期8年間、町教育行政推進のためにご尽力をいただいています。また、令和2年4月から里庄町愛育委員会の会長として保健福祉行政への協力や自主活動を積極的に行っておられます。温厚、明朗で誠実なお人柄であり、教育に深いご見識とご理解がありますので、適任であると考えております。なお、任期につきましては、令和4年10月1日から令和8年9月30日までの4年間でございます。どうぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますよう、ご同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 反対討論なしと認めます。 次に、本案に対する賛成討論はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第61号を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。            〔賛成者起立〕 ○議長(岡村咲津紀君) 起立全員でございます。よって、議案第61号教育委員会委員の任命については原案のとおり同意することに決しました。 ここで、議員の皆様にお諮りいたします。 教育委員会のほうから説明が20分ぐらいかかるそうなんです。            (発言する者あり) 20分、15分から20分ぐらいかかるそうな……            (「休憩」と呼ぶ者あり) 休憩。            (発言する者あり) じゃあ、この際、1時まで休憩いたします。            午後0時00分 休憩            午後1時00分 再開 ○議長(岡村咲津紀君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第9、報告第6号令和3年度里庄町の健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 赤木総務課長。 ◎総務課長(赤木功君) 〔登壇〕 失礼いたします。ただいま上程されました報告第6号をご説明いたします。 報告を朗読いたします。 〔報告第6号朗読〕 1枚めくっていただきまして、健全化判断比率報告書。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、令和3年度決算に基づく健全化判断比率を次のとおり報告します。 実質赤字比率は、実質赤字額がございませんので、ハイフンで記載しております。黒字ということでございます。 次に、連結実質赤字比率でございますが、これも同様に連結実質赤字額がございませんので、ハイフンで記載しております。黒字ということでございます。 実質公債費比率は7.3%となっております。早期健全化基準の25%を下回っておりまして、令和2年度比率は7.6%でありましたので0.3%改善いたしております。 最後に、将来負担比率でございますが、比率が算定されませんので、ハイフンで記載しております。 以上で健全化判断比率の報告を終わります。 次のページをご覧いただきたいと思います。 資金不足比率報告書。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、令和3年度決算に基づく資金不足比率を次のとおり報告します。 里庄町水道事業会計、里庄町公共下水道事業会計、ともに資金不足比率は資金不足額がないため、ハイフンで記載しております。 なお、8月5日に監査委員により審査を受け、いずれも適正であるという審査結果をいただいており、その意見書を添付いたしております。 以上で報告第6号令和3年度里庄町の健全化判断比率及び資金不足比率の報告を終わります。 ○議長(岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 以上で報告第6号を終わります。 日程第10、報告第7号令和3年度教育委員会事務の点検及び評価に関する報告についてを議題といたします。 提出者からの提案理由の説明を求めます。 小寺教育委員会事務局長。 ◎教委事務局長(小寺大輔君) 〔登壇〕 私からは、ただいま上程されました報告第7号につきましてご説明させていただきます。 まず初めに、報告第7号を朗読させていただきます。 〔報告第7号朗読〕 それでは、配付しております報告書の1ページ目をお開きください。 この報告書につきましては、令和3年度の点検及び評価を行い、報告するものでございます。評価の方法などにつきましては、対象は令和3年度、報告は本日9月2日に議会へ提出、公表につきましては、教育委員会事務局での閲覧、町役場の掲示板に掲示、町ホームページでの公開をいたします。 点検及び評価の内容について説明をいたします。 1、教育委員会の組織、活動について。 (1)会議の運営等につきましては、定例会を毎月1回、必要に応じて実施した臨時会につきましては4回開催をいたしました。臨時会の回数が多くなった理由としては、令和3年成人式記念式典開催の有無、教育長再任、教育長職務代理者の就任などに関する会議を行ったことによるものでございます。 では、2ページ目をお開きください。 町長部局との総合教育会議を10月、2月の2回、教育委員と町長が意見などを交換し、連携を図りました。地域の実情に応じた施策及び地域住民の意向を施策に反映することにつきましては、各学校単位で行う学校運営協議会の意見や、3年度は開催はできませんでしたが、1日学校公開などでいただいた皆様のアンケートの回答内容などを施策に生かすように今後も努めてまいります。 3ページをご覧ください。 (2)公開性についてでございます。可能な限り情報を公開する方針の下で、定例会の開催予定及び議事内容を町ホームページに掲載しています。教育行政施策の広報にも取り組み、教育委員会及び学校園の取組を紹介した里ちゃんだよりを年間3回発行し、町内全戸へ配布をいたしました。 2、教育委員会が執行、管理する事務についてでございます。 (1)基本的、総務的事務でございますが、教育関係予算につきましては各学校園の要望を事務局が聞き、教育長、事務局が町長へ要求し、議案として議会へ上程されるように努めております。従来から当町の教育関係予算の比率は高く、教育が重要視される中で、里庄町の教育がより充実するようにしたいと考えております。 (2)人的管理に属する事務でございます。学校現場における働き方改革に向けて具体的に取組をいたしました。様々な取組の中で、令和3年度につきましても学校の先生方がリフレッシュできるように、学校完全閉庁期間の設定を夏期休業中だけではなく冬期休業中にも設定をいたしております。 では、4ページをお開きください。 新型コロナウイルス感染症は、学校教育において様々な影響がございました。令和4年2月24日から2日間、中学校の学年臨時休業、3月2日から3日間、西小学校の学校臨時休業を実施をいたしました。コロナの影響で従来の行事や活動が行いにくいため、必要性や狙いなどについて引き続き検討する機会にもなりました。3年度も、学校園の教職員、生活支援員、放課後児童クラブ、幼稚園預かり保育の支援員が一丸となって子供たちの居場所づくりや心のケアに努めた1年となりました。 3、教育委員会が管理、執行を教育長に委任する事務についてでございます。 (1)学校教育につきましては、3年度も新型コロナウイルス感染症対策を取りながら、今までの学校生活様式から新しい学校生活様式の転換を図りながら取り組んでまいりました。 それでは、5ページをご覧ください。 令和2年度から引き続き、子供たちがこれからの時代を生きていく上で、自分で主体的、自立的にキャリアを切り開いていく能力の向上が必要であり、この力を非認知能力と言い、3年度も各学校でこの非認知能力を高める取組を行いました。具体的には、子供たちの自分を高める力、プレゼンテーションと申します。自分と向き合う力、これをリフレクションと申します。他者と向き合う力、これをディスカッションと申します。これらを高めるために、里庄3ションプログラムとして継続して取り組み、現在も取り組んでいるところでございます。また、就学前から中学校卒業までの11年間を見通した保育、教育が行えるようにしております。 それでは、6ページをお開きください。 英語指導助手につきましては、3年度も自治体国際化協会、語学指導を行う外国青年招致事業JETプログラムから2名の派遣をいただき、民間の方1名と合わせて3名の体制で、幼稚園、小学校、中学校での活動に加え、保育園や町民対象の英会話講座を行いました。学習環境において、令和3年度には、小・中学校の校内屋内運動場への空調設備の新設、小学校のトイレについて洋式化や多目的トイレの設置など、安全・安心な環境を確保いたしました。 (2)社会教育でございます。新型コロナウイルスの影響は、令和3年度の社会教育にも大きな影響を与えました。今まで普通に活動や使用ができていたものに制限がかかることによって、全く異なった環境になりました。しかしながら、町民の方々のご理解とご協力のおかげで、全てではございませんが、工夫された新たな社会教育環境を形成しております。 では、7ページをご覧ください。 6年目を迎えた里庄未来塾事業は、新型コロナウイルス感染症対策を行いながら実施可能な事業を行い、地域の方々や文化協会、虚空蔵大学生などの協力を得ながら、地域の子供は地域が育てることをコンセプトに取組を行いました。 図書館では、書籍除菌機の設置、飛沫防止用つい立ての設置、空気清浄機の配置など、コロナ禍においてもお客様が安心して利用できる対策を行いました。 では、8ページをお開きください。 歴史民俗資料館では、展示だけではなく子供たちが里庄町の伝統を継承することを目的に大原焼を自ら作成し、完成した作品を展示したり鑑賞する場所にも活用をされています。 スポーツの振興につきましても、新型コロナウイルス感染症の影響が昨年度に引き続き影響のあった年でございました。施設の利用制限を行ったため、今まで多くの町民の方々がスポーツを楽しみながら健康の増進を図る、そういった場所がなくなってしまう状況になりました。今後も新型コロナウイルス感染症の早期収束を願うこと、また感染症対策を徹底する必要があると考えております。 それでは、9ページをご覧ください。 4、学識経験者の知見の活用でございます。 元おかやま山陽高等学校教諭、宮崎勇次氏に点検及び評価に関しての助言をいただいております。 里庄町教育行政については、それぞれの立場で、その特色を生かした教育行政が行われており、おおむね安定的で良好な運営がなされていると考えています。今後は、時代の変化により少子・高齢化、社会情勢の変化、デジタル化への対応など、学校経営や教育行政全般についてしっかりとした点検が必要と考えています。学校教育については、幼稚園、小学校、中学校全体において、落ち着いた状況の中で学力向上、これはハード面、ソフト面、全てでございます。また、心の教育に取り組んでいます。かけがえのない園児・児童・生徒の将来を見据え、一人一人が自覚を持ち、自主的に行動ができ、自分の周囲の人や命を大切にする思いやりのある人に成長するように導いていただきたい。また、家庭教育の大切さを徹底し、充実させていただきたい。生涯学習については、町民一人一人が楽しく参加でき、勉強になったり、人との絆を持ち、触れ合いのよさを感じ取れるようになれば幸いです。これからの学習が生きがいや健康づくり、地域づくりに直結すると考えられます。今後も、常に工夫を重ねながら取り組んでいただきたい。教育委員会の体制については、多様な要望や意見などに適切に対応しながら、効果的な教育行政の実現に向けた一層の努力が求められています。今後も、課題、要望、意見などに対して、より望ましい改善に努め、教育行政に反映していただきたい。令和3年度は、新型コロナウイルス感染症2年目に当たり、学校教育にも大きな影響がありました。社会教育においても、行事や活動の中止、施設の使用制限など、大変な年でありましたが、教育行政の的確な判断、行動で大事になりませんでした。今後も、教育関係者が一丸となり、さらなる知恵を出し合い、よりよきものを追求していただきたいと考えております。 それでは、10ページをお開きください。 次に、里庄町社会教育委員に点検及び評価に関しての助言をいただいております。幾つかご紹介をさせていただきます。 人間関係の希薄化と孤立化が進んでいる気持ちがします。コロナ以後、諸行事の中止をはじめ、人が集うことが難しくなってきている中で、教育行政というよりも広くまちづくりの視点から見た行政の関わりが大きく期待されている。コロナに感染された児童・生徒さんの対応について、学校に行けないときの学習について、タブレット端末の有効利用を望んでいます。例えば授業風景がタブレット端末で見ることができるだけでも、利用している価値は違ってくると考えています。コロナの影響により、様々な活動について中止や変更をせざるを得ない状況の中で、できること、感染症対策を徹底し、工夫をして行うことができたことはよかったと思います。コロナ禍の中で、様々な取組が町民の方々の生きがいや健康づくりにつながっていると思いますので、感染状況を踏まえながら、できるものは可能な限り実施したいと考えていますなどの評価及びご助言をいただいております。 5、終わりに、令和3年度の本町教育委員会事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を実施し、学識経験者及び社会教育委員の助言及び意見などをいただき、報告をいたしました。令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の渦中において、実質2年目の年となりました。その影響は私たちが想像していた以上のものであり、今までの常識が通用しない時期が来ていることを認識しております。しかしながら、短いながらも培ってきた経験を生かせる年でもございました。今後も感染症対策を講じながら、新型コロナウイルス感染症との共存や新しい生活様式の実効性が必要不可欠となっています。その中で、今後も教育委員自らが点検及び評価をし、教育委員会を充実させ、教育委員会が町民にとって身近になるよう努力し、町民に支えられた、町民のための教育行政が展開できる教育委員会になるよう、引き続き努力したいと考えております。 以降、11ページ以降につきましては参考資料を添付しておりますので、後ほどご覧ください。 以上をもちまして報告第7号令和3年度教育委員会事務の点検及び評価に関する報告を終わります。 ○議長(岡村咲津紀君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 以上で報告第7号を終わります。 日程第11、請願第2号医療・介護・保育・福祉などの職場で働くすべての労働者の大幅賃上げを求める請願を議題といたします。 事務局より議案を朗読させます。 なお、請願の内容につきましては、皆さんのお手元に配付したとおりでございますので、省略をさせていただきます。 小野事務局長。 ◎議会事務局長(小野宏明君) 〔登壇〕 はい。 〔請願第2号朗読〕 以上です。 ○議長(岡村咲津紀君) お諮りいたします。 請願第2号に関しましては、会議規則第92条第1項の規定により建設福祉委員会に付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡村咲津紀君) 異議なしと認めます。よって、請願第2号は建設福祉委員会に付託することに決しました。 以上で本日の日程は全部議了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 なお、次回は9月5日午前9時30分から再開いたしますので、よろしくお願いいたします。 皆さんご苦労さまでした。            午後1時23分 散会...